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白い。とにかく白い。

突き抜けるような青空の下に、タージマハルはその圧倒的な白さでそこに存在していた。
 

小学校の教科書で初めて見たときから、タージマハルのその白さは憧れだった。

だからここに来るときにはこれ、と日本を出発する前に決めていた。

ベンガラでピンクに染めたデニム着物と、市松と海の児島帯。
 

その色に決して勝つことも負けることもない色。

そして、今の私が一番象徴される色。

そして、私自身を表す着物と帯という姿で。
 

今年は目まぐるしかった。

児島帯を生み出した。

その商標登録も叶った。

いくどか新聞やメディアに掲載いただいた。

きもの博士に選ばれた。

皆さまのおかげで歩み続けてこられたこの一年の締めくくりに、このインド研修旅行を選び、同行させていただいた。

新しい年を迎えるために、しっかりとその御恩をもう一度振り返り、そして次に何ができるかを考えたかったから。

 

きっとその日は晴れるだろう、と勝手に信じていた。

高く澄み切った青空に映えるタージマハルしか想像していなかった。

私が長年憧れてきたそれは、想像どおりの美しい空の下、想像以上の美しさで私の目の前に現れた。
 

ただただ美しかった。

心の底から感動した。

それで充分だと思った。

今の自分の精一杯を、タージマハルに見てもらえた、それでもう充分私は満たされた。
 

素直な心と感謝の気持ちで、また明日から一歩ずつ進んでいきます。