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受けた歓待の喜びが深くて、どんな言葉で表してよいかわからない。

そのあたりの適当な言葉で表現したら失礼だ、と思うくらい、私たち一行は最大級の「おもてなし」をいただいた。
 

中央の校庭を囲むように、口の字に建てられた校舎。

そのテラスに、ぎっしりとぎっしりと2,200名の女子生徒が並んでいた。

一階、二階、三階、、、隙間なく。

きちんと真っ直ぐ「気を付け」をして。

そして校庭に出た私たちに一斉に歓待のラブコールと拍手、手を振った。

それはもう、甲高い地鳴りのよう。

森参与がそれに応え手を振ると、またひときわ大きな地鳴り。

見たこともない、受けたこともない歓迎の嵐に、私たちも嬉し涙を流しながら手を振り返した。
 

どうしてこんなにも歓迎してくれるのだろう。
 

先生にそうしなさい、と言われたから手を振っているのではない。

それはもう、一人ひとりの目を見たらわかる。

「やらされている」のではなく、本当に心から歓迎してくれている。

珍しいお客だからでもなく、いわゆるインドは「親日」だから、でもなく、、、

遠いところからようこそ! 本当にそれだけの素直な2,200名の歓迎だった。
 

「おもてなし」は、どこかで日本のお家芸のように思っていた自分がいた。

英語の「ホスピタリティ」では言い表せないような、深いところで日本文化が育ててきたような、そんな自負があった。

でも、私はこの子達に教わった。

「もてなす心」は世界共通であることを。

「大切なお客様」に出会えた喜びで、心をいっぱいにして手を振り続けてくれている。
 

私は、自分を恥じた。

そして「おもてなし」の一番大切なこと。

心のありかた、を10代のインドの少女たちからしっかりと学んだ。