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カモシカが、駿馬が、駆けていく・・・!と言ったら大袈裟なようだが。

いや、高校生が全速力で目の前を駆け抜けていく姿は、本当にそんなふうに見えた。
 

体育祭の中でも、やはり花形競技はリレーだろう。

岡山学芸館高校でも、六団対抗リレー、部活動対抗リレー、KING OF 学芸館リレーと、とにかく走る走る走る。

その他にも、障害物競争でまた走る。

必死の形相で走る姿に、それを観ているこちらも、必死の形相で声を枯らして応援する。

朝から心配された空模様も、この熱気に雨雲が押し返されたか、一滴の雨粒も降らなかった。
 

すべてのプログラムは、体育祭実行委員の生徒が考え、取り仕切っているという。

65名の実行委員が運営する体育祭は、とにかく楽しい。

保護者さんの中には、「楽しいから毎年見に来ている」というかたもいた。その意味がよくわかった。

元気いっぱいの生徒たちは、応援合戦のダンスも、タイヤ争奪戦も、大縄跳びも、綱引きも、思いっきり笑いながら、そして大真面目に競い合っていた。

その姿を見るのが、大人は本当に楽しいのだ。
 

中学生はまだ可愛いらしい。

高校生ともなると、こんなにも体型・体力が違ってくるのか。

すっかり大人だ。

が、団対抗の真剣勝負をしながらも、最後には団長を務める生徒さんが一列に仲良く肩を組んで大声で校歌斉唱をする姿は、どこかあどけなくて、屈託ない笑顔が微笑ましかった。
 

ただ純粋に、真剣に取り組む。

大人になって、ちょっと忘れがちになっていることを、思い出した一日だった。