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・・・ああこれだ、これ。
また会えた。
絵を見たとき、本当に嬉しくなった。
 

友の絵が、県展に入選した。
彼女の表現を借りると、「無所属で初出馬」の出展者が入選出来る枠は少ないらしい。
もちろん、どの世界もその難しさはあるだろう。
それを彼女は見事に突破した。
 

4年前、彼女の絵に会った時の衝撃は、今も覚えている。
「・・・なに、これ?・・・絵??写真じゃないの??」
目を見開いて、鼻がくっつくほど近づき、なめるように絵を鑑賞した。
キャンパスは緻密で正確なタッチの、何千何万本という色鉛筆の線で埋め尽くされていた。
が、私がそれよりも惹かれたのは、むき出しに近い「彼女らしさ」。
 

彼女にとって絵がそうであるように、私にとって自身を表現するツールは「和装着付け」だ。
着付けはその日の気分、体調、感情など、いやなほど仕上がりに出てくる。
だから常に平常心でいることを心がけるようになった。
何事を始めるときも、まず心を律することから。
 

ストレートに感情を描き込んでいるその絵は、素直な彼女そのままなのだと感じた。
ちょっとだけ先に生まれ、ちょっとだけ先に大人になった?私は、彼女のストレートな表現が羨ましく微笑ましかった。
 

彼女は他に仕事を持ち、子育てもし、家庭では主婦もする。

絵だけ描いてる、なんて余裕の日々ばかりではない。
手一杯、目一杯の日々もある中、時間のやりくり、心の整理、日々の悩み、そして焦り。

先日、反抗期の娘とドッカーン!激突したとか。まぁ、あるある。
そんな彼女の葛藤や苛立ち、日ごろの頑張りを知っているから、これがすべて糧となっていずれ作品を豊かにしてくれるのだろうと心待ちにしていた。 
 

 

この4年間、いろんな場所で彼女の作品を見せてもらったが、早く次の衝撃に出会いたい、とずっと思っていた。
 

入選した彼女の分身は、彼女が努力した分だけの「奥深さ」がプラスされていた。
 

今までもそしてこれからも、彼女の可能性を、何の迷いもなく信じている。
入選おめでとう、あやさん。
これからもガンバレ、あやさん。
10月の個展も楽しみにしているよ!