IMG_7891

 
第一部の最後の曲、「アッピア街道の松」は圧巻を超える圧巻だった。

シンフォニーホール2階席から高らかに鳴り響くトランペットとトロンボーン。

舞台の上には、乗りきらないほどの吹奏楽メンバー。

中川先生のタクト一本で、音が集団行動のように揃い、伸びていく。
 

今年、学芸館高等学校吹奏楽部は、吹奏楽コンクール中国大会で金賞。

全国大会の出場を、来月に控えている。

その課題曲も披露いただき、それも、ううう・・・と唸るほど見事な演奏だったが、今年は吹奏楽部定期演奏会の40回記念公演ということで、学芸館高校吹奏楽部のOBさんも集い、合同の演奏となった「アッピア街道の松」。
 

前から、そして左右の斜め後ろから音がぶつかり合うポイントに、私は座っていたのだろうか。

音が共鳴し合うにつれ、音が私の周りでうねり、渦を巻いていく。

その勢いで身体が浮き上がるようだ。

音によって私はすくい上げられ、まるで極上のマットの上にいるような感覚で演奏に酔いしれていた。
 

ああ、この子達は本当に充実した学校生活を送っているのだろう。

澄み切った音色を聞いていると、生徒さんの笑顔が浮かんだ。

ここまで打ち込めるものに出会えたシアワセ、いつまでも忘れないでほしい。
 

青春だなあ。

また、今年も感動して泣いてしまった。