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土曜日は学校はお休みなのかと思っていた。

電車に乗っていたある日、とある駅でランドセルを背負った低学年くらいの男の子二人がホームに降りた。スキップしているのか、楽しそうに小走りでワァワァ話しながら。

続いて高校生だろうか。イヤホンを耳に、スマホを片手に、眠そうに、ちょっと足取り重く。同じ制服がゾロゾロ降りるが、友達同士だろうがほとんど誰も話をしていない。

社会人に紛れて、大学生らしい人も数人。持ち物と目線は高校生とほぼ一緒。制服がない分、もう少し自由度が増した雰囲気で。というか、ちょっと力の抜けた感じで。

制服や持ち物、見た目で年齢はだいたいわかるが、それよりも悲しいかな、リアルにわかるクセのようなものがある。歩く姿勢だ。

ふと、人間って成長していく中でいつごろから目線が下向きになり、それに平行して背中が丸くなっていくいくのかな、と思った。

婚活のイベントやコミュニティなどの参加者に限るわけではないが、人が集まるところ、どこを見ても私は姿勢が気になる。猫背とはよく言ったものだと思うが、本当に丸くなっている。椅子に座ると、これまた顕著だ。たまにスッと顔を上げているかたを見ると、なんて綺麗なんだろう!と思う。そう、人は正しい姿勢で立つ、座るだけで美しく見えるのだ。正しい姿勢なら顔もうつむかず、まっすぐ上げられる。

無表情な人が多いな、と感じるのは、日頃の姿勢が丸くなっているからか。それで下を向きやすいからだろう、下を向いて人様と目が合わなければ、だんだんと無表情になるものかもしれない。

以前、大学を卒業する知人のお子さんに、僭越ながらはなむけの言葉を送った。
あなたがこれからお勤めする会社で1年間、椅子の背もたれを使わないでお仕事をしてみて。きっとあなたの生きる姿勢が変わり、あなたを見る周りの目が変わってくるから、と。

1年を過ぎたころ、たまたま連絡することがあり、久しぶりに話をした。
まだ椅子の背もたれ、使っていませんよ❗️ 電話から元気な声が聞こえてきた。

あの言葉を覚えていてくれたんだ、それを日々胸に刻んでガンバってるんだなと思うと、我がことのように嬉しかった。あのハツラツとした声から、毎日が充実していることがよくわかった。出世だとかエリートコースだとか、そんな先のことはわからないが、きっと未来は明るいだろう。それは背もたれを使わないこと、イコール、いつもきちんとした姿勢ですべてに臨んでいれば大丈夫、きっと大丈夫。

ただそんなことなんだ、人生ってただそれだけのことで案外変わるもんだ、と思っている。

これからの社会を築く若いかたたち、少しでも納得のいく人生をと思っているかたたち、どうにかしたい❗️と思ったらまずは鏡に映る自分の姿を見てみよう。私は気を付けているから大丈夫、と思っているかたでも、整体などの専門家から見ると猫背らしい。

もう少し顔を上げたら、見えてくるものも違ってくるかもしれない。もしかしたら、『新しい自分』が、そこに見えるかもしれない。