IMG_8293 岡山に後楽園がある、それだけでこんなにも着物を着たくなるものか。
着物イベントをするたび、このあたりを利用させていただいている。
いつも後楽園やその周辺ばかりで、変化がない、面白くない、そう思われるだろうか。
いや、それは違う。
造られた庭園だがこれほどに自然の、四季の移ろいを感じる場所はない。
季節ごとに花や木々は違った表情を見せてくれる。
それは、月に一回程度イベントで散策するたび、前回との違いを驚くほど見せてくれる。
花はあっという間に咲き誇り、木々はあっという間に緑を増す。
そしてその向こうに見える岡山城。
黒い城は、着物姿の写真のバックにはとてもきれいで、お互いを引き立たせているように感じる。
歴史ある街、城下町の良さ、がここにはたくさんある。
後楽園に入る鶴見橋のすぐたもとに、私たちのプロジェクトの拠点『Atelier & shop cocokara』はある。
いろんな場所に着物で参加する私を見て、着物に興味を持ってくれたオーナーのあやさん、メイクアップアナリストのますみさんの三人で、『着物を普段着にプロジェクト』は始まった。
現代ではなかなか着る機会のなくなった着物を、それも普段着の着物を着て、一緒に良質な一日を過ごしましょう。そんな日を重ねることで、普段から着物を着る習慣をつけ、着物をもっと身近なものにしましょう、というプロジェクトだ。
普段着の着物、というとイメージが沸かない方も多い。
着物を着て歩いていたら、「今日はなにごと(かあったのか)?」と声をかけられることがしばしば。
いいえ、なにごともありません、普段着です、とあやさんは応えるという。
そう、着物には「晴れ着」と「普段着」がある。
洋服にだって晴れ着と普段着があるように、それはごく自然なことだ。
洋服でいうTシャツとデニムのような普段着が、着物にももちろんある。
それは生地の風合いや刺繍、金糸銀糸使いなどで一目瞭然・・・のものだと私は思っていたが、なるほど、と気づいたことがある。
着物は、晴れ着でも普段着でも、見た目の形はほぼ一緒だ。
着物に慣れ親しんでいるかたならともかく、見慣れない場合は、その差がなかなかわかりづらいのかもしれない。
普段着の代表格のようなざっくりとした紬を着ていて、「今日はなにごと?」と聞かれるのか、少し不思議だったのだが、そう考えると合点がいく。
その点、洋服はすべて形が違う。
誰も、イブニングドレスとTシャツを間違えることはないだろう。
洋服と和服は、それくらい大きな違いがあるのだなと感じる。
だからこそ、私は着物の似合わない日本人はいない、と思っている。
気候風土に合わせて、そして日本人の体型に合わせて変化してきた民族衣装だから、その民族に一番似合う衣装だと思っている。
着る機会が減った昨今だというが、機会は自らで増やせばいくらでもあると思う。
一人で着るのはつまらない、ちょっと目立つから恥ずかしい、そんなかたは『着物を普段着にプロジェクト』でのイベントに参加してもらえたらと思う。
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着物でのおでかけイベントは、月に一回程度開催している。
次回は6月25日(土)ゆかたでのお出かけ予定
お問合せ・申し込みは
Facebookのイベントページ
または『Atelier & shop cocokara』070-5052-0429へ
これからは夏! ゆかたの季節だ。
岡山には花火まつりもある。後楽園夜の開園の「幻想庭園」もある。
ゆかたの出番は多い。
岡山城と後楽園周辺は、本当に着物姿が似合う場所だ。
そしてなぜか心が落ち着く。
ゆったりと着物を着て、ゆったりと時間を過ごしてほしい。
せっかく着物を着たのだから、写真も撮って、自分のしっとりとした和服姿を残そう。
それにはメイクもプロに任せたいのが乙女ごころ。
メイクアップアナリストのますみさんが、それを叶えてくれる。
自信あふれた笑顔は、やはり美しい。
後楽園はさまざまなイベントあり、自然の美しいうつろいあり、いつ行ってもこころ落ち着く場所。
そのすぐそばの『Atelier & shop cocokara』から、私たちの着物での一日が始まる。