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慣れない駅のホームで、改札口はどっちだろうか、と右に左にウロウロしていると、、、、

「どこか、探してはる?」

柔らかな大阪言葉で、ご婦人が話しかけてくださった。

亡くなった恩師と、ちょうど年の頃は同じだろうか。

優しく話す雰囲気がどことなく恩師と似ていて、一瞬、懐かしい温もりに浸った。

恩師ゆかりの地に来た感が、一気に湧いてきた。
 

恩師のお墓が建立され、先日落慶供養が行われた。

独特な墓石の形を、まるで見学に行くような和やかさで、ワイワイと老若男女の教え子たちが墓前に向かう。

お墓の形の所以、製作秘話などなど、墓石を前にして説明を受ける。

お墓参りというよりは、遺跡の現地説明会にいるかのような雰囲気。

考古学の道を邁進する先輩がたにとって、違和感はない。私は結婚を機に離れてしまったが、学生時代にタイムスリップしたような感覚で、ワクワクした。
 

お墓を囲んで、記念撮影をした。

というより、そのときいた全員が、恩師を囲んで撮った、という感覚だった。
 

〜みんな和やかになればいい〜

先生のおっしゃる通りになっていますね。

 

私たちは、新たに集う場所を恩師にいただいた。