着物は、ファッションだけでなく、着ることで自身の意識や所作、そして何より普段の生活に変化が現れます。自分でも気づかなかった「可能性」「力」を知るきっかけが、そこにはたくさん秘められているのです。

 
そこで、もっともっと着物の良さに触れてもらう、その場所として、漢字を当てて、「着物、照らせ!」と教室を名づけました。

将来に不安を抱えたり、自信の持てない方が増えてきている今、着物を通じて自分自身の良さを見直し、明るく未来を照らしてほしい。

 

「自分を照らせ! 未来を照らせ!」その願いを込めて作ったページです。

 
 
 

~2017年11月18日 産経新聞掲載記事「ひと」より~ (一部抜粋)
     岡山で「着物を普段着にプロジェクト」提唱  那須 七都子さん(49)
 
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 「国産デニムは世界に発信できる岡山の文化。気取らない、岡山らしい普段着の和装に生かしたかった」
 

 デニム生地、畳縁、真田紐は岡山県倉敷市・児島の特産品だが、これらを結び付けた華やかで実用的な着物帯「児島帯」を考案したのはこんな動機だという。
 

 着付け教室主宰。帯の変わり結びなどを提案する一方で、数年前からメークアップアナリストや画家などの仲間とともに「着物を普段着にプロジェクト」(KFP)を提唱している。
 

 岡山からの「和文化」発信という日ごろの活動から、10月には岡山県呉服専門店会(近藤典博会長)から第25代岡山きもの文化人“きもの博士”に選ばれた。
 

 「岡山独自の持ち味を地元の人が気づいていない。着物も正統派の京都に対し、普段着文化の拠点都市があってもいい」
 

 2016年、京都で和文化の集いに参加する機会があり、「岡山らしさの発信を」と地元繊維産業特産品の“合体”を思いついた。「児島帯」は大反響を得て、今年商標登録し、商品化した。
 
~『児島帯』のページへ~
 

 「発信する形はできた。でもハートはどうだろう」
 

 外国人観光客の急増で倉敷美観地区などは「京都にはない町並み」として人気だが、「ふれあいの中で魅力となる、岡山らしい和のおもてなし文化は育っているのか」が現在の課題。
 

 今月、知人を訪ねて岡山に立ち寄った京都・島原の太夫から「和のおもてなし」を学ぶイベントを安価で計画し、花街とは縁遠い若者ら約60人の参加者らから「古くて新しい世界を知った」と絶賛された。
 

 「帯は結ぶもの。人と人、街と街、過去と現在、そして未来も結べそう。次はどんな発信をしようかしら」