児島帯の試作品モニターを探している、と話したことから、自身の経営するレンタル衣装店でお願いします、と声をかけてくださったみのりさん。
すでにスタッフさんは、全員着つけも帯結びも熟知されている方ばかり。
だが、新しい帯・新しい結び方など、いろんな体験を積んだほうが、という従業員思いの心に、私も救われた企画だった。
そのときはまだ、児島帯の試作品も2本しか出来上がっていない頃。
それでも皆さんでかわるがわる使ってくださり、いろんなご意見や感想をいただけた。
プロの皆さんの意見は、大変ありがたかった。
そのご意見をもとに、いま、児島帯は出来上がりつつある。
帰りぎわに、みのりさんはそっと包みを渡してくれた。
中には美味しそうなサンドウィッチ。
時間はちょうど・・・お昼前。
これが、人の上に立つうつわと気配りだな・・・私は深々と頭をさげ有難く頂戴した。
帯をとおして、また新しい勉強をさせていただいた。
帯が結んだご縁を、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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