帯は結ぶもの
人と人
街と街
過去と現在(いま)
現在(いま)と未来
ずっと、そう信じ願ってきた。
先月末、それが現実になった。
「伝統産業のコラボで、新しい“伝統”を創り出す」ことを夢みて、児島帯を考案した。
ネットショップでただいま公開させていただいている。
先日そちらに、お問合せをいただいた。
児島帯に一目ぼれしてくださったという。
太秦映画村でのイベントで、児島帯を結びたいとのこと。
「承りました」の電話をさしあげた。
先方の声から推察し、似合いそうな帯結びをイメージする。
可愛い声の持ち主“よちさん”は、着物に精通したお若い女性のようだった。
帯を購入いただいたかたには、張りのある児島帯の特性を活かした、創作帯結びの動画をプレゼントしている。
数分しか話していないが、よちさんの着物LOVEは良く良く伝わってきた。
お若いけれど着物はシックにまとめて、帯で華やいだ雰囲気に・・・。
それは、私が好んでする着物スタイルと一緒。
きっとそうだろう、と直感した。
よちさんは、見事に児島帯を結んでくださった。
創作帯結びをした後姿を、インスタグラムで公開していた。
背中で“魅せる”帯結びが、そこに写っていた。
後日、ご挨拶のメールもいただいた。
帯は結ぶもの・・・お会いしたこともないけれど、帯を通してしっかりと“結”ばれた時間だった。
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