どこに行っても食べることには困らない。
好き嫌いが一切ないのと、新しいものへの好奇心が勝ってしまうのと。
だが、歯磨きもうがいの水もミネラルウォーターで、という国だけに、それなりには用心した。
というより、さすが岡山学芸館高校の研修旅行。
事前に先生方の気配りのおかげで、食べ物と身の安全がしっかり保障されている旅行だった。
おかげさまで、元気ピンピンで戻ってきたこと、このうえない。
では一日にどれだけの水が必要なのだろう・・・
私は日ごろ、こまめに水分を口にするようにしている。
しかも日中30度前後の気温。
埃っぽさでは現地の人もマスク必須の街。
で、500ml入りペットボトルで数えてみた。
シャワーを除いて(もちろんトイレも)、7本は使っていた。
これに生活水を加えたら・・・相当な量の水を日々使っているんだな・・・と改めて思った。
ふと思い出した。
阪神大震災で実家が被災したとき。
週末ごとに帰神し、給水車から水の入ったポリタンクをひたすら運んだこと。
学生時代、イスラエルに発掘に行ったとき。
現地の人に「日本人は、水と安全はタダだと思っている」。
嫌味や怒りではなく、ただ真っ直ぐにそう言われ、何も言い返せなかったこと。
改めて、水の大切さと日本の良さを思った。
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