プネの男子校でも、女子校を訪れたときもそうだった。

女性の先生は、みなサリーを着ていた。

おそらくそれは、特別なときに着る、一番上等なきらびやかなサリー。
私たちを出迎えるために着てくださっているのだとすぐわかった。
普段は、パンジャビと呼ばれる動きやすいデザインの衣装が多いそうだ。

サリーは、インドの人でもちょっと着るのは面倒くさいらしい。

それを、全員の先生が着てくださっている。

サリーの美しさだけでなく、私はその気持ちの美しさがまぶしかった。
外国人が学校訪問する、それだけのことで民族衣装を全員が着用して迎える。

こちらでは、それが当たり前なのか・・・

すごく嬉しい。

でも、今の日本で、同じことができるのだろうか。

・・・嬉しさの陰で、ショックを受けている自分がいた。
毎日着物を着て、日常の生活の中でもっと気軽に着物を着ましょうと「着物を普段着にプロジェクト」を提唱して、なんだかんだやっているつもりでいた。

少しでも着物の普及をしているつもりでいた。

・・・まだまだ、だなあ。

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先生方のサリーの美しさを忘れない。

同時に、敬意を受けた嬉しさと。

それを日本でもできる習慣を作っていきたいという気持ちも。