台風の余波か、ここ数日は頬に当たる風が心地良い。
朝、ウオーキングの途中で、大きな段ボール箱を抱えたママさんに会った。
そうか、夏休み子どもラジオ体操(正式名称はよく知らない)は、今日で終わりなんだ。
今は子どもが少なくなったこともあり、参加する子どもの数も減った。
ラジオ体操も7月いっぱいで終わり。
最後の日、全員に参加賞のお菓子を配るのだそうだ。
私たちのころは、夏休み中ラジオ体操はあり、スタンプカードが皆勤の子どもだけがプレゼントをもらっていたような気がする。
朝寝坊だった私は一度ももらったことがないので、皆勤賞が何だったのか知らないし、そもそもあったのかどうかも・・・よく覚えていない。
ママさんは言った。
「たった10日でも、私ら世話役は疲れ果てとるのに、昔は40日じゃもんねえ、ぞっとするわ。」
高らかに笑いながらも、話の中に、親世代が自分たちにしてくれたことに対する感謝の言葉をが込められていた。
子どもたちは意気揚々と参加賞をもらって帰る。
明日からどうするのだろう?
せっかく身についた早起きの習慣、早朝ランニングなどしてくれたらいいなあ。
明日からウオーキング中にすれ違う子どもの数がガクンと減るのかもしれないのかな・・・そう思うと、ちょっと寂しくなる。
朝から聞こえる元気な子どもの声は、セミの煩さとはまた違い、大人の心も「夏休みの朝」にしてくれる。
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