私の中では夏の恒例となった、西大寺高校茶道部のゆかた着つけ練習。
文化祭で茶道部は、ゆかた姿でお点前をする。
本来のお茶席での姿ではないが、着物に変わるものとして、初々しく若々しく、そしてお茶席らしい雰囲気を出すのに良い案だと思っている。
現に、ゆかたをまとってから行う茶道練習は、茶道の先生に言わせると、彼女たちの振る舞いが「ぜんぜん!」違うのだそうだ。
歩幅が変わってくるせいもあるだろうが、楚々とした動き。
生徒同士でのご挨拶も、なんとしとやかなことか。
やっぱり女の子だなあ、と目が細む。
今年は22名の新入部員を迎え、2年生は大忙しのようだ。
昨年1年生だった彼女たちは、物静かで、質問しても小さな声で遠慮深そうに答えていたけれど。
ずいぶんとたくましくなっていた。
すっかり先輩となり、歩き方も堂々たるもので、たった1年でこんなに雰囲気が変わるんだなあと、これもまた再会の楽しみ。
今3年生になっている卒部生さんたちは、6月の卒業アルバム撮影に、ゆかたを着て臨んだらしい。
その時は、全員が自分で着たのだという。
そんな、成長話を聞かせてもらえるこの時間が、自分にとって本当に大切な時間になっていることに気付かされた。
では皆さん、文化祭当日、また会いましょう。
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