瀬戸内海に沈む夕日が美しい。

そんな情熱的に美しい茜色も、児島帯の色にはある。
今日、日中は温かく穏やかな瀬戸内海だった。

そんな静かで綺麗なブルーも、児島帯の色にはある。
地元倉敷市の色、と言えば、阿知神社の藤。

その気品ある色も、児島帯の色にはある。
そして、いよいよ来夏に迫った東京オリンピック2020。

そのエンブレムに似た市松模様も、児島帯にはある。
地元倉敷市児島の繊維産業「デニム・たたみべり・真田紐」を結集した【児島帯】が、初めて海外からのお客様に披露された。

ファッションショーでは、舞台上で見せるだけでなく、お客様のすぐ近くまでモデルさん達に進んでもらい、実際に手で感触を確かめてもらったり間近で見ていただいたり。

どうやって体に結び付けているのか、そちらもご覧いただくということで、帯結びの実演もしたり。

意外にも、倉敷市長をはじめご同席されていた繊維業界など、日本人の方々の真剣な眼差しが、私たちにとって心地よく感じられたのだった。
来年、「繊維産業の今と未来を考える」シンポジウム(仮称)が開かれる、そのデモンストレーション的な意味も込められたこのショー。

日本人として、改めて着物文化を考えるきっかけとなって欲しいという思いと、倉敷繊維産業の新たな分野への活用を願って提案させていただいたが、それは伝わっただろうか。
もうすぐ訪れる2020年、ますます面白くなりそう。