かなり真面目にステイホームを続けた結果、思わぬオマケが体についた。

我が家ではこれを「コロナデブ」と呼んでいる。

いや、それより以前から兆候が出ていたから、あながちコロナのせいだけではないのは明白だが、自粛したんだから少しくらい言い訳の理由にさせてもらおう。

とは言っても、たとえコロナが収束しても、このオマケはやすやすとその方向に舵を切ってくれそうにない。

ということで、仲良くコロナデブ症候群の夫とウオーキングすることにした。

コース選択は私の役目。とにかく毎日違う道、違うコースを歩く、と決めた。

これがまた、面白い。

新旧混じった住宅街、旧街道や城跡、その堀で、袋小路に付き当たることはざらだ。それを事前に地図で確認し、街角探偵団並みの推理を働かせ、抜けきったときのよくわからない爽快感。

それに、どこに向かって歩こうが寺や神社が必ずルートにある。道の端の小さな祠も多く、休憩を兼ねて手を合わせる時間が、なんとも穏やかでありがたい。

見落としていたご近所の何気ない風景。

コロナデブ症候群が収束するまでには、八百万の神様にご挨拶出来るだろうか。