着物 | 帯 | 長襦袢 | 着方 | 綺麗 | コーリンベルト



皆さん、ご自分の着物姿に満足していますか?

「こんなふうに着たい」と思っているのに、
出来上がったら何となくイメージが違う着姿に・・・。

そんなかたの多くは、実は「襟」に悩みを
持っていらっしゃることが多いようです。

「襟」がキマるかどうか、で、
その日のテンションがキマる、
くらい重要なポイントですね。

Are you satisfied with your kimono style?

Even though you want to wear a kimono nicely, after wearing a kimono, sometimes the styling is different from that we imagined.

Those people may have  trouble with their neckband.

Neckband is one of the key points to wearing a kimono and making a good mood of the day. 

長襦袢を制するものは、着物を制する!

When we master wearing Nagajuban, we master wearing kimono!



着物 | 帯 | 長襦袢 | 着方 | 綺麗 | コーリンベルト




「襟」は、着物の下に着る長襦袢
(二部式襦袢も含む)に、付いています。

・・・ということは。

The “collar” is attached to the Nagajuban which means long undershirt (including the two-part undershirt) worn under the kimono.

That means…

長襦袢がきちんと着られたら、
(自分好みに着ることができたら)
今日の気分はサイコー!!となります。

If you can wear nagajuban as you like, your mood is going to be awesome.

それぞれのご家庭や着つけ教室で、
使う道具や手順が違うと思いますが、
ここでは、

・最少の道具
・時短

で着る、長襦袢の着方をご紹介します。

I think there are a lot of different ways or methods to wear or goods to use in your own ways, however I will explain about 2 ways to wear a nagajuban.

・At least goods
・Shortest way



長襦袢を着る前の準備

Preparation before wearing nagajuban.


「最少の道具」で「時短」で着るには、
そのための準備が必要です。

We need to prepare to wear nagajuban with at least goods and shortest time.


長襦袢と、その付属品

①長襦袢(本体)
②半襟
③襟芯
④コーリンベルト1本
⑤長襦袢ゴム

 Nagajuban and the attachments

①Nagajuban(the main part)
②Han Eri(half neckband)
③Eri Shin
④コーリンベルト
1本
⑤長襦袢ゴム



長襦袢を1枚着るのに、
これだけのものが必要です。

しかも、これらの中で②と⑤は、
着る前に長襦袢に付けておく必要があります。

それでは、一つずつ説明をしていきましょう。



①長襦袢

ご自分のサイズに合ったもの、
または、着物のサイズに合ったもの、がベストです。

もちろん、それ以外でも構いません。
お好みで選んでください。

強いて言えば、着物と、
袖丈が同じものを選ばれると良いと思います。

②半襟

着物 | 帯 | 長襦袢 | 着方 | 綺麗 | コーリンベルト


長襦袢本体の襟に縫い付けて、
襟芯を通して使います。

白は普段着用からフォーマルまで使えますし、
その他に、カラー半襟や、刺繍入りなどもあります。

着物や、季節に合わせて、
コーディネートを楽しんでください。

③襟芯

着物 | 帯 | 長襦袢 | 着方 | 綺麗 | コーリンベルト | えりしん



ひとことで「えりしん」と言っても、
いろんな長さ、ストレートタイプ、
少し湾曲しているタイプなど、さまざまです。

ここでは、プラスチック製で、
中心が少し湾曲したタイプを使っています。

理由 ➡
湾曲部が、後ろ首部分にフィットすることで、
首の曲がりに添いやすくなっています。
ストレートタイプの襟芯よりも、
衣紋が抜けやすいと感じます。

④コーリンベルト

着物 | 帯 | 長襦袢 | 着方 | 綺麗 | コーリンベルト



長襦袢を紐で着られるかたも多いと思いますが、
時短にはコーリンベルトが大変便利!。

市販のコーリンベルトもいろいろありますが、
こちらでは、「前結び宗家きの和装学苑」
のものを使っています。

市販のものより、ゴムの幅が広いので、
コーリンベルトそのものが、
長襦袢をピッタリと押えつけるような役割をします。

そして何よりすごいのは。

いくら使っても、ゴムが、びよびよ~ん!にならない!!



それだけ、ゴムがしっかりしている、ということです。

かなりコスパの良い、すぐれものです。

⑤長襦袢ゴム

着物 | 帯 | 長襦袢 | 着方 | 綺麗 | コーリンベルト



長襦袢の背中心に縫い付けて、
コーリンベルトをここに通して使います。

基本的には、背中に「ループ状」のものが
付いていればOK(衣紋抜きでもOK)です。

が、細かいことですが、使用感から言いますと。

コーリンベルト=ゴム製品 ならば、ループもゴム。
ひも=綿製品ならば、ループも綿。

というように、素材を揃えて使ったほうが、
摩擦や引っかかりが少なく、スムーズに使える気がします。

こちらも、「前結び宗家きの和装学苑」の製品を使っています。



着物 | 帯 | 長襦袢 | 着方 | 綺麗 | コーリンベルト

縫い付ける位置は。

襟から、軽く手一つ
(親指と人差し指の距離)下がった背中心に、
縫い付けておきます。

point)
襟をしっかりと抜きたいかたは、
基本の場所から少し上に、

あまり抜きたくないかたは、
少し下に縫い付けてください。

 

セットする

②と⑤を長襦袢に縫い付けたら。

次は、③と④を長襦袢にセットします。

③襟芯を通す

着物 | 帯 | 長襦袢 | 着方 | 綺麗 | コーリンベルト | えりしん



縫い付けた半襟に、襟芯を入れていきます。

このとき、入れるのは、長襦袢の内側。

外側に入れると、襟芯が透けて見えたり、
角張った襟のイメージになります。


着物 | 帯 | 長襦袢 | 着方 | 綺麗 | コーリンベルト | えりしん



襟の中心から左右に、
均等の長さになるように、入れていきます。


④のコーリンベルトを通す

着物 | 帯 | 長襦袢 | 着方 | 綺麗 | コーリンベルト | 長襦袢ゴム



長襦袢ゴムのループ部分に通します。

ちなみに、コーリンベルトの長さですが。

ご自分の内肩幅(脇から脇くらい)に決めてください。

体に心地よいフィット感がある程度、の長さです。

point)
コーリンベルトのゴムが短い場合・・・首元がしっかり締まります。
コーリンベルトのゴムが長い場合・・・首元がゆったりします。

さあ!長襦袢を着てみましょう

着物 | 帯 | 長襦袢 | 着方 | 綺麗 | コーリンベルト | えりしん



「襟先」を合わせて、背中の中央に
長襦袢の背中心を合わせます。


着物 | 帯 | 長襦袢 | 着方 | 綺麗 | コーリンベルト | えりしん



「みぞおち」から手ひとつ分下がったところを持ち、
反対の手で、背中心を持って衣紋を抜きます)。



着物 | 帯 | 長襦袢 | 着方 | 綺麗 | コーリンベルト



右襟を、左のバストにかけ、
胸のふくらみの下(アンダーバスト)の位置を押えます。

背中のコーリンベルトを、「身八つ口」を
通して前にもってきて、押えている場所を
コーリンベルトのクリップで止めます。

左襟を同じ角度で右胸にかけ、
左手でアンダーバストの位置を押えます。


着物 | 帯 | 長襦袢 | 着方 | 綺麗 | コーリンベルト | 長襦袢ゴム



右手は背中のコーリンベルトを持ち 
(長襦袢ゴムのすぐそばのあたり)、
まっすぐ下に向けて引き下ろします 
(襟が鋭角に抜けます)。


着物 | 帯 | 長襦袢 | 着方 | 綺麗 | コーリンベルト |



伸びたコーリンベルトを右側に持って回り、
手で押えている場所をクリップで止めます。


着物 | 帯 | 長襦袢 | 着方 | 綺麗 | コーリンベルト | しわとり



背中のコーリンベルトのゴムを 
均等に引き合いして、背中になじませます。

着物 | 帯 | 長襦袢 | 着方 | 綺麗 | コーリンベルト | タック


長襦袢の背中のシワ取りをして、 
人差し指で脇に長襦袢余り布を寄せてきます。

着物 | 帯 | 長襦袢 | 着方 | 綺麗 | コーリンベルト | タック


長襦袢の前身頃と後ろ身頃の
余り布を合わせて折りたたみ、
タックをとります。

着物 | 帯 | 長襦袢 | 着方 | 綺麗 | コーリンベルト | しわとり

手を、体の横幅の一番張っている部分 
(骨盤あたり)まで下げて、 
脇線の布をつまんで(床と並行に)、 
良い姿勢を取っ手引き下ろします。

長襦袢の中の、空気を抜くことで、
シワがとれ、長襦袢が体にピッタリとフィットします。


出来上がり。

これでOKです。

着る時間は、約1分程度、
慣れたら40秒程度で、 
長襦袢を着ることができます。

長襦袢を気持ちよく着ることができたら、 
着物もその上に気持ちよく羽織ることができます。

何事も、基礎が大切ですね。

この長襦袢の着方は、 
数ある着付けの方法の中の、ほんの一例です。

ですので、着物に慣れていらっしゃる方の中には、 
「もっと早く着られる!」「もっとカンタン!」な
着かたをご存じのかたもいらっしゃるはず。

ご自分にとって、「着心地の良い」方法で、
ステキな着物姿を楽しんでください。

Finished! This is the end of wearing Nagajuban.

If you are used to wearing Nagajuban, it takes about 1 minute or 40 seconds.

When you can wear Nagajuban nicely, you can put Kimono on it nicely, too.

Whatever base is the most important, isn’t it?

This is one of the ways of wearing Nagajuban in a lot of methods, so some of you who are used to wearing Kimono may know the other ways

《 プロフィール 》

那須 七都子 (なす なつこ)

KIMONO Terrasse 代表

第25代 岡山きもの文化人 きもの博士
前結び宗家きの和装学苑 師範
【児島帯】
~デニム・畳べり・真田ひもを使った帯~考案者

【児島帯】は、世界中で愛される普段着の
生地代表・デニムと、和室にかかせない畳べり、
400年の伝統繊維・真田ひも、の組み合わせ帯。
【児島帯】~KOJIMA-Obi~
実用新案登録【ひらき帯】考案もあり。

~背中で“魅せる”大人の半巾帯~  をテーマに、
素材の特徴を活かした 「オリジナル帯結び」 を
楽しむ着付け教室等を主宰している。

きもの文化を未来へ継承することを目的に、
『着物を普段着にプロジェクト』 を提唱。
和装でのお出かけやイベント、また、
和装にまつわる歴史等の講座も好評。

『振り袖myselfプロジェクト』
(略して 【振りプロ】!)』 
応援 & 指導
~自分で振り袖を着て、成人式に行ってやるぞ!~

大人になったことを宣言し、育ててもらったことに
感謝する日なのに、何から何まで
親任せで、綺麗な衣装も人に着せて
もらうことが成人なの?
 という疑問から、
「自分で振り袖を着る」 ことで、

・両親や家族に対する感謝の気持ちを表現する
・「日本人の大人」になる自覚を持つ
・全国の19歳よ、立ち上がれ!と呼びかける

 ことを目的に、ラストティーンズ
(19歳)が頑張ります。
 2021年始動!

彼女たちの楽しい奮闘ぶりは、ぜひこちらから ⇒ https://www.instagram.com/furisode.myself/