少しずつ、少しずつ広まっている。
【児島帯】を大勢の人に見てもらうチャンスとして、ハンドメイドフェスタは大変ありがたい機会だった。
おかやまハンドメイドフェスタ2016。
県内外のハンドメイド作家さんや企業が一同に集まり、こだわりの逸品を披露するフェスタ。
児島で真田紐を制作されている坂本織物さんのブースで、【児島帯】は、その作品のひとつとして展示された。
よくよく考えれば、【児島帯】はハンドメイドだ。
帯一本ずつ丁寧に丁寧に、職人さんが仕上げてくださっている。
デニム・真田紐・たたみべり、これを単純に縫い合わせるだけのように思われるが、どうも簡単な話ではないらしい。
繊維の街・児島が誇る、縫製技術あってこその製品だ。
今回は、試作品に改良を加え、バージョンアップした【児島帯】が着物姿のトルソーを飾った。
和小物や和布を使ったバッグなど多数あったが、会場広しといえども、着物姿のトルソーや、まして帯は他には無かったように思った。
そのせいか、気に留めていただいた人が多く、しかもハンドメイドの腕前もプロ(orプロ並み)が多い会場、お目が高く質問のレベルも高い。
お客様のご意見は、どれも参考になるものばかりだった。
やはり「デニム」は生活の中でもかなりポピュラーな繊維である。
そこに、今テレビでも人気沸騰の真田紐がプラスされていると、いやでも目につく、といったところなのかもしれない。
今回の改良バージョンは、たたみべりの色柄をかなり厳選した。
デニムとの表裏関係が、しっくりいっているはず・・・。
【児島帯】の問合せは
せとうち児島ホテル倉敷 1F
デニムショップ『BLUME』
TEL: 086-473-7711
《デニムと暮らす》をコンセプトに、こだわりのデニム商品がわんさか。
他にもメイドイン岡山の商品を数多く扱っている。
【児島帯】は、そんなメイドイン岡山のうちでも、地場に固執しまくった商品。
伝統の地場産業を紹介することを一番に考えて出来上がった。
ここに、素晴らしい伝統産業と共に暮らしてきた、児島のプライドを感じてほしい。
コメントを残す