倉敷和DENIM
着物を着てみたい 着物が好き
そんな声を聞くととても嬉しくなります
でも
「着たあとのお手入れ方法がわからない、手間やコストがかかる」
との声も、同時に聞こえてきます
それは絹製の着物のことを指しているのだと思います
では、ポリエステル着物を着たら?
との考えもありますが
地球に負荷をかける繊維を、この先、着続けることが、
本当に良いことでしょうか
それに
今、「着物」になっている絹は、
日本で生産されている量の2%、もしくはそれ以下と言われています
肌触りよく光沢があって、美しい絹の着物は憧れですが、
海外の力なくしては、生まれようもありません
今後さらに厳しい状況となるでしょう
私が住んでいる岡山県には、「繊維の街 児島」があります
デニム生産で有名です
「繊維の街 児島」は、長く続く繊維産業不況の中でも、
常に新しい生地の開発を続けています
その中で生まれた【シルクデニム】
交織することで、シルクの光沢やたおやかさ、
デニム綿の丈夫さを兼ね備えた、究極の生地です
さらにすごいことに、
半分はシルクなのに、
家で洗濯ができるのです
お家でメンテナンスができる
もう、着たあとのお手入れで悩む必要はありません。
いつでも手軽に和装を楽しむ時代になりました
でも、それはカジュアルな着物だけでは?
フォーマルな着物はつくれないのでは?
というお声に応えるために
【七彩染】しちさいぞめ
をプラスしたシルクデニム着物を、ご提供しています
伝統工芸士による技、が児島デニムの美しさを、なお一層引き立ててくれました
この七彩染は、仕立て上がった着物に、染を施す技法です
お好きな場所に お好きなだけ彩りを
絵羽柄に施せば、訪問着のようなフォーマル着物に
全体に施せば、小紋のようなカジュアル着物に
「貴女だけの一枚」
をおつくりいたします