商品詳細
-鮫たたみべり 名刺入れ-
【商品について】
【児島帯】に使っているたたみべりが、「名刺入れ」になりました。
とにかく軽い!
そして丈夫!
デザイン性だけでなく、素材の面白さは、ビジネスでの話題作りにも役立ちます。
日本が誇る文化から生まれた逸品として、プレゼントや記念品、ゴルフコンペの景品などにも選ばれています。
【商品の特徴】
~畳縁とは~
畳の長手面に取り付け、畳表を保護補強するための素材です。
畳の角の摩耗も防ぎ、畳を敷き合わせる際に出来やすい隙間を ”しめる” 役割も果たします。
岡山県倉敷市が産地として有名で、全国生産の約8割のシェアを誇っています。
畳は1300年前に原型が生まれ、当時は高貴な人だけが使うことを許されたものでした。その縁に使われた畳べりの色柄は、身分の高さを表すものとしても使われました。
材料は、昔は綿糸や麻糸でしたが、 現在では化学繊維で織られたものが主流となり、色数も大変豊富になっています。
そのため
・軽い
・丈夫
・色柄の美しさ(発色)
という大きな特徴が、そのまま「名刺入れ」にもいかされています。
~鮫-same-文様~
細かい点で扇形の模様を重ね、鮫の肌のように似せた文様。
日本が誇る伝統文様の一つです。江戸小紋三役、と呼ばれる中にも入っています。
鮫の肌は大変固いことから、武具(鎧)に例えられ、厄除けや魔除けの意味をもつといわれています。
また、武士の刀の柄の部分に、貴重品であった「鮫皮」を巻くのがステータスだといわれた時代があり、「鮫柄」は高級武士の象徴だったのかもしれません。
【注意事項】
畳べりは、丈夫な素材です。
そのため、ポケットやバッグに入れる際、何度も当たる場所を傷つけてしまう恐れがあります。
カードケースと、布等の柔らかいものの接地面にご注意ください。
畳べりは、張りの強い素材です。
使い始めは、張りのせいで蓋部分が跳ね上がることがありますが、使ううちに折りクセがつき、自然と二つ折の状態になっていきます。
水に強い素材ですが、防水性はありません。
※中に入れているカード類を保護するものではありません。
【店主からご挨拶】
このたびは、数あるサイトの中から弊社サイトをご覧いただき、
ありがとうございます。
倉敷市児島では、約400年前から綿が栽培され、現在は「繊維の街」と呼ばれています。
今では、デニム、たたみべり、真田紐など、多数の繊維が生産される、有名な街となっています。
その中で一番有名なのはデニム。
ですが、全国での生産高では「畳べり」が突出しています。
約8割のシェアです。
畳べりは、もともとは建築資材ですが、
近年では、小銭入れ、小物入れ、バッグなど、ハンドメイドの材料として幅広く使われています。
この「名刺入れ」も、そういった商品になります。
が、ひとつ違うのは、使っている畳べりが【児島帯】を制作して残った部分、「余り」を使っていること。
弊社のオリジナル商品【児島帯】は、デニム・畳べり・真田紐を使っています。
帯に必要なメーター数を使ったあと、どうしても残ってしまう「余り」。
これを捨ててしまうのは勿体ない、と思ったことから、この商品を生み出しました。
無駄なく使い切ることで、畳べり会社の皆様にも、SDGsの観点からも、顔向けできる製品作りを目指しています。