プロフィール
KIMONO Terrasse(キモノテラッセ)
代表
那須 七都子
(昭和43年7月 兵庫県神戸市生まれ)

肩書
第25代岡山きもの文化人 きもの博士(平成29年10月認定)
KIMONO Terrasse 代表(平成29年1月認定)
前結び宗家 きの和装学苑講師(平成9年2月認定)
前結び宗家 きの和装学苑 師範(平成27年7月認定)
KFP ~着物を普段着にプロジェクト~ 提唱(平成27年8月発足)
京の花街ネットワーカー後援会会員(平成29年10月~)
京都嶋原・末廣屋こったいの会 (平成29年11月~)
KIMONO倶楽部執行役員(平成29年11月~)
一般社団法人日本学ユニバーシティ特別会員(令和2年12月~)
『和装myselfプロジェクト』提唱・指導(2年12月~)
十三参り徳与寺奉賛会役員(令和3年3月~)
日ノ本文化財団 日ノ本プロジェクトアンバサダー(令和5年4月~)
【~和で魅せる~岡山おしゃれスタイル】実行委員会(令和6年1月1日発足)

登録
商標登録【児島帯】(平成29年7月第登録第5962763号)
実用新案【和装用の帯】(令和初11月登録第3224432号)
商標登録【倉敷和デニム】(令和2年11月登録第6312191号)

主宰着つけ教室
・前結び宗家きの和装学苑那須教室(平成9年2月開設)
・神崎緑地プラザ前結び着つけ教室(平成14年1月開設)
・趣味のきもの染織近藤前焦け教室(平成28年4月~令和7年3月)
・出張着付け教室
着つけ指導
岡山大学茶道部(平成13年~平成20年)
県立西大寺高校茶道部(平成28年~)
岡山学芸館高等学校・岡山学芸館清秀中学校&高等部 筝曲部(着物コーディネート指導 令和3年~)
「振袖myselfプロジェクト」(令和4年1月~)
「子ども着付けmyselfプロジェクト」(令和5年7月~)
「卒業myself自分プロジェクト」(令和6年1月~)
下津井宵灯りゆかた着付け指導(令和6年5月~)

賞罰
第25回岡山きもの文化人 きもの博士(岡山市長賞)
その他
婚礼介添え(平成9年1月~)

~2017年11月18日 産経新聞 掲載記事 「ひと」より~ (一部抜粋)
岡山で「着物を普段着にプロジェクト」ここ那須七都さん(49)
『「国産デニムは世界に発信できる岡山文化。気取らない、岡山らしい普段着の和装にこだわった」
デニム生地、畳縁、真田紐は岡山県倉敷市・児島の特産品ですが、これらを結び付けた華やかで実用的な着物帯「児島帯」を考案したのはこんなのがきっかけだというものです。
着付け教室主宰。帯の変わり結びなどを提案する、数年前からメークアップアナリストや画家の仲間とともに「着物を普段着るプロジェクト」(KFP)を提唱している。
岡山からの「和文化」発信という呉日ごろの活動から、10月には岡山県服専門店会(近藤典博会長)から第25代岡山きもの文化人「きもの博士」に選ばれました。
「岡山独自の持ち味を地元の人が知っていない。着物も正統派の京都に対して、普段着文化の拠点都市があってもいい」
2016年、京都で和文化の集いに参加する機会があり、「岡山らしさの発信を」と地元繊維産業特産品の「組み合わせ」を思いつきました。「児島帯」は大勝負を獲得して、今年商標登録し、商品化しました。
「発信する形はできた。でもハートはどうだろう」
外国人観光客の急増で倉敷美観地区などは「京都にはない町並み」として人気ですが、「ふれあいの中での魅力となり、岡山らしい和のおもてなし文化は育っているのか」が最近の課題です。
今月、友達を訪ねて岡山に行った京都・島原の太夫から「和のおもてなし」を学ぶイベントを安価で計画し、花街とは縁遠い若者ら約60人の参加者らから「古くて新しい世界を知った」と絶賛されました。
「帯は結ぶもの。人と人、街と街、過去と現在、そして未来も結べそう。次はどんな発信をしようか」
KFP ~着物を普段着にプロジェクト~
民族衣装を未来へ継承することを目的として、平成27年夏に、プロジェクト名でのグループを発足しました
。

~和装から生き方を学ぶ日々~
長年、着物の着方を伝え、日々、着物で暮らすことで、
着物から覚えたことがたくさんあります。
着付けは「呼吸」と「姿勢」

私自身、着付けを学び始めたころは、本当にさんざでした。
着物の裾を踏むと着崩れ、袖を引っ掛けては崩れる。
自分の行動がいろいろ雑か、思いました。

洋服とは違い、着物は動きに配慮があります。
また、
慌てていたり、
イライラ腹を立てていたり、
ショックな事があって心が乱れていると、
左右の袖が長さが変わったりたり(背中心がずれる)、
おはしょが、ガタガタになったり。
心の乱れは、そのままの姿に現れます。
着る前に、ひと呼吸、おく。
呼吸を整えることで、
自分自身の心を律しているのだと気づきました。

帯が腰の正しい位置で定まると、
自然と顔が真っすぐに、姿勢が正しくなります。
姿勢は体でるポーズだけでなく、一時を表すときにも使う言葉。
姿勢は、心と体の軸を整えることだと、気づきました。
着物をまとうことで、自然とそれに対する取り組みが身につき、
それが人生の向き合い方に繋がっていると、私は考えています。
まさに
着物を着る
『セルフコントロール』を身につけることです。

そして
正しい姿勢から
美しいお辞儀が生まれ、
自然に微笑みが生まれ、
人にも自分にも丁寧な暮らしが始まる

すべての人が、心豊かに暮らせる社会になって欲しいと
心から願っています。