【シルクデニム 振袖】 能舞台で披露いたしました

日本三大名園のひとつ、岡山後楽園。
毎秋、和文化フェスティバル【園遊会】が開かれます。

能舞台を使っての和の芸能、
鶴鳴館全体では、鼓や投扇興の体験など、
着物を着て秋の一日を楽しむには、相応しいイベントです。
その中で、
岡山が誇る繊維の街・児島。
そこで織られた「もっとも着物に相応しいデニム」で
つくられた着物

シルクデニム振袖

を、披露する機会をいただきました。


その時の様子はこちら
この振袖に使った「シルクデニム」生地は、
彼女たちが勤めているデニム会社製です。


製作の一部であっても、自分たちが手掛けた生地で
伝統の衣装・着物をつくる。


そして、この日のために、
一生懸命に着付けを学び、
自分の力で身支度をして、能舞台へ。


皆さんに拍手をいただき、どれほど嬉しかったことか。
誇らしかったことか。


着物 | kimono | 帯 | obi | 児島帯 | kojimaobi | 倉敷 | デニム着物 | 岡山デニム | デニム振袖

実は、この能舞台でのファッションショー、
もともとプログラムにはありませんでした。

彼女たちは、能舞台での「きもの三賞」授賞式の、
プレゼンターのお手伝いさんとして、
そのお役のために、ここに立っていたのです。


それでも、ただのお手伝いであっても、
受賞者のかたへ失礼があってはならないと考え、

着付けを学ぶことで、
礼節ある振る舞いを身につけて、
大切な場に挑むことを、
自らに課して、

彼女たちは頑張ってきました。

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後楽園の着付け室で、自分で振袖を着て、
帯を結ぶ姿を間近で見ていらっしゃった、
アナウンサーの中山美穂先生。

振袖を自分で着ることにも、驚かれたのかもしれませんが、
彼女たちがまとう振袖に、大注目!!

中山先生に、この振袖の由来をお話したことで、
能舞台でのファッションショー!

という運びになりました。
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思いもかけない展開でしたが、

次代を担う彼女たちに、
仕事への誇り
地元への誇り
そして
日本への誇り
を持ってもらえる、良いきっかけになったことを、
一番うれしく思っています。

そして、
なにより、
この数か月、着付けを通して
自身と向き合ってきたことへの確かな自信が
彼女たちに芽生えたのではないか、と思っています。


私自身も、
着物を通じて、大切なことを伝えられた嬉しさと、
【シルクデニム】という、
児島が生んだ、新たな可能性を秘めたデニムの行く末が、
本当に楽しみになった、お披露目でした。
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